戸籍等関係届出(出生届・婚姻届)について


海外で日本人の出生、婚姻、死亡など身分事項の変動があった場合には、戸籍法に従い3ヶ月以内に管轄する我が国の在外公館(大使館、総領事館、出張駐在館事務所)に届出することが義務付けられています。

在外公館で受理された戸籍関係届書は、外務省を経由して各本籍地役場に送付され、当該事実が戸籍に記載されるまでに概ね2ヶ月程度かかりますので、予めご 承知おき願います。 また、届出の種類によっては、必要な書類や届出方法が相違する場合もありますので、ご質問、ご不明な点がありましたら在外公館にお問い合わせください。

ここでは主要な戸籍関係届書である出生届婚姻届離婚届及び死亡届について次のとおり御案内します。
 

1.出生届

次の場合は、出生届の提出が必要です。
  1. 出生時に父または母が日本国民である場合
  2. 子の出生前に死亡した父が日本国民であった場合
なお、日本国外での出生の場合は、戸籍法により、出生の日から3ヶ月以内に出生届を提出することと定められています。
  (例)4月10日に生まれた子の出生届の届出期限は7月9日になります。
また、出生時に外国の国籍を併せ取得する場合(例えば、父または母が外国籍者である場合等)は、出生の日から3ヶ月以内に日本国籍を留保する意思を表示(出生届に署名捺印)しなければ、出生の時にさかのぼって日本の国籍を失うこととなりますので十分ご注意願います。
○必要書類
(a) 出生届 (当館に用意してあります)   2通
(b) 出生登録証明書(Certificado Literal de Nacimiento) <出生登録証明書は戸籍登録所(Registro Civil)で発行されます> 2通
(c) (b)の和訳文 (当館に所定の書式を用意してあります) 2通
(d) 出産した病院名及び住所が確認できる書類
(病院発行のパンフレット、請求書等)
<出生証明書中に住所が記載されていない場合のみ> 1通
(e) 日本人父母(どちらか一方で可)の旅券の提示またはコピー      <但し、既に在留届を提出している方は、必要ありません> 1通
 
  • 届出書はボールペン又はインクで記入願います。印鑑をお持ちでない方は拇印を押してください(朱肉 のかわりにスタンプでも結構です)。
  • 届出は郵送でもできますが、添付する必要書類の確認のため、送付前に必ず領事部にご一報頂けますようお願いします。


2.婚姻届

 

日本人が婚姻する場合、その方式等により届出の際の必要書類等は異なります。詳細につきましては、領事部に直接お問い合わせ願います。 なお、婚姻届は、戸籍法により、婚姻成立の日から3ヶ月以内に届け出る義務があり、3ヶ月を超えて届出をする場合は、日本文による遅延理由書を作成してい ただくことになります。
 

(1)日本方式による日本人同士の婚姻の場合

当事者双方が日本法で定める婚姻の実質的要件(婚姻年齢、重婚でないこと等)を満たす場合には、届出のみで婚姻が成立します(婚姻届に当事者双方及び成人の証人2名の署名押印又は拇印が必要です)。

○必要書類
(a) 婚姻届(当館に用意してあります) 3通
(b) 夫と妻の戸籍謄(抄)本 各2通
(c) 双方の旅券の提示またはコピーの提出  各1通

 

(2)外国の法律に基づいて婚姻が成立した場合

<スペインの場合、婚姻証明書は、登録した戸籍登録所(Registro Civil)に必要部数を依頼すれば発行してもらえます。>

(イ)日本人同士の場合
  • (a)夫と妻の本籍地の市区町村(以下本籍地)が同じで、そのいずれか一方を新本籍とするとき
    ○必要書類
    (a) 婚姻届(当館に用意してあります) 2通
    (b) 夫と妻の戸籍謄(抄)本 各2通
    (c) 挙行地で発給される婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 2通
    (d) 同和訳文(当館に所定の書式を用意してあります) 2通

  • (b)夫と妻の本籍地が同じで、新本籍を全く別のところにもうけるとき
    ○必要書類
    (a) 婚姻届(当館に用意してあります) 3通
    (b) 夫と妻の戸籍謄(抄)本 各2通
    (c) 挙行地で発給される婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 3通
    (d) 同和訳文(当館に所定の書式を用意してあります) 3通
  • (c)夫と妻の本籍地が異なり、夫(又は妻)の本籍地を新本籍とするとき
    ○必要書類
    (a) 婚姻届(当館に用意してあります) 3通
    (b) 夫と妻の戸籍謄(抄)本 各2通
    (c) 挙行地で発給される婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 3通
    (d) 同和訳文(当館に所定の書式を用意してあります) 3通
  • (d)夫と妻の本籍地が異なり、新本籍を全く別のところに設けるとき
    ○必要書類
    (a) 婚姻届(当館に用意してあります) 4通
    (b) 夫と妻の戸籍謄(抄)本 各2通
    (c) 挙行地で発給される婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 4通
    (d) 同和訳文(当館に所定の書式を用意してあります) 4通
(ロ)当事者の一方が外国人の場合
○必要書類
(a) 婚姻届(当館に用意してあります) 2通
(b) 戸籍謄(抄)本  2通
(c) 婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio)(挙行地の方式) 2通
(d) 同和訳文 2通
(e) 当該外国人の国籍を証明する書面 (例えば、旅券、Carnet de Identidad など) 2通
(d) 同和訳文 2通
  • (a)日本人夫又は妻が従前の本籍地と同じところに新本籍を設けるとき
  • (b)日本人夫又は妻が従前の本籍地と全く別のところに新本籍を設けるとき
    ○必要書類
    (a) 婚姻届(当館に用意してあります) 3通
    (b) 戸籍謄(抄)本  2通
    (c) 婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio)(挙行地の方式) 3通
    (d) 同和訳文 3通
    (e) 当該外国人の国籍を証明する書面 (例えば、旅券、Carnet de Identidad など) 3通
    (d) 同和訳文 3通

(ハ)氏の変更
なお、戸籍上の氏を外国人配偶者の氏に変更することを希望(日本の氏に外国の氏を付け加える形での変更はできません)される方は、婚姻成立の日から6ヶ月 以内であれば、家庭裁判所の許可なく変更できます。 「外国人との婚姻による氏の変更届(戸籍法107条2項の届)」を次のとおり提出願います。

※ なお、氏の変更届を婚姻届と同時に提出される場合は、戸籍謄本の提出は不要です。
 
  • (i)氏変更する者の戸籍に同籍する子がいないとき
    ○必要書類
    (a) 届 書 2通
    (b) 戸籍謄本 2通
  • (ii)氏変更する者の戸籍に同籍する子があり、従前の本籍地の市区町村に新本籍を設けるとき
    ○必要書類
    (a) 届 書 2通
    (b) 戸籍謄本 2通
  • (iii)氏変更する者の戸籍に同籍する子があり、従前の本籍地の市区町村と異なる新本籍を設けるとき
    ○必要書類
    (a) 届 書 3通
    (b) 戸籍謄本 2通

 

3.離婚届

日本人が離婚する場合、その方式等により届出の際の必要書類等は異なります。詳細につきましては、領事部に直接お問い合わせ願います。
なお、離婚届は、戸籍法により、離婚成立の日から3ヶ月以内に届け出る義務があり、3ヶ月を超えて届出をする場合は、日本文による遅延理由書を作成していただくことになります。

(1)日本方式による離婚の場合

日本人同士の場合、離婚届を届け出ることにより離婚が成立します(離婚届に当事者双方及び成人の証人2名の署名押印又は拇印が必要です)。
 

  • (イ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と異なる市区町村のある婚姻前の戸籍にもどるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 3通
(b) 戸籍謄本 2通


(ロ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と異なる市区町村のある婚姻前の戸籍をつくるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 3通
(b) 戸籍謄本 2通


(ハ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と同じ市区町村に新しい戸籍をつくるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 2通
(b) 戸籍謄本 2通

 

(2)外国の法律に基づいて離婚が成立した場合
日本人同士、あるいは当事者の一方が外国人の場合、外国の法律に基づいて離婚が成立したことを証する書面として、離婚が確定した裁判所の判決謄本を添付して離婚届を届け出ることにより、戸籍に離婚の事実が記載されます。
 
(イ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と異なる市区町村のある婚姻前の戸籍にもどるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 3通
(b) 戸籍謄本 2通
(c) 判決謄本 3通
(d) 同和訳文 3通
(e) 離婚が記載された婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 3通
(f) 同和訳文 3通

(ロ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と異なる市区町村に新しい戸籍をつくるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 3通
(b) 戸籍謄本 2通
(c) 判決謄本 3通
(d) 同和訳文 3通
(e) 離婚が記載された婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 3通
(f) 同和訳文 3通

(ハ)婚姻前の氏にもどる者が、婚姻中の本籍地の市区町村と同じ市区町村に新しい戸籍をつくるとき
○必要書類
(a) 離婚届(当館に用意してあります) 2通
(b) 戸籍謄本 2通
(c) 判決謄本 2通
(d) 同和訳文 2通
(e) 離婚が記載された婚姻証明書(Certificado Literal de Matrimonio) 2通
(f) 同和訳文 2通


4.死亡届

死亡を証する書面として、病院が発行した死亡証明書あるいは死亡登録証明書を添付して死亡届を届け出てください。海外で死亡した場合、死亡の事実を 知った日から3ヶ月以内に届け出をする義務があります。また、外国人である配偶者が死亡した場合も届出が必要になります。詳細につきましては、領事部に直 接お問い合わせ願います。

○必要書類
(a) 死亡届(当館に用意してあります) 2通
(b) 死亡登録証明書 2通
(c) 同和訳分(当館に所定の書式を用意してあります) 2通