<領事メール>パスポート(旅券)申請手続における変更点【まとめ】

令和7年3月14日
●本年3月24日(月)以降のパスポート申請手続における変更点をまとめてお知らせいたします。
●近日中にパスポートの申請を検討されている方は参考になさってください。
 
1 発給方式の変更、「2025年旅券」の発給開始
 3月24日(月) 以降に申請がなされたパスポートから、国立印刷局での集中作成方式に移行され、偽変造対策を大幅に強化した「2025年旅券」が発給されます。パスポートは日本国内で作成され、当館まで配送されることとなるため、申請からお渡しまで1か月程度の日数を要することとなります。これからは、従来よりも早めにパスポートの切替申請をご検討ください(残存有効期間が1年未満の場合に切替申請が可能です。)。
 
2 旅券手数料の変更
 3月24日(月)以降申請分から、オンライン申請と窓口(書面)申請で手数料が異なり、オンライン申請の手数料の方が安価になります。また、本年4月1日(火)以降に申請された場合は会計年度の変更に伴い、現金(ユーロ)納付の手数料に変更が生じます。具体的な金額は当館のウェブサイトをご参照ください。
 なお、オンライン申請の場合は、オンライン納付(クレジットカード決済)・現金納付のいずれかの方法をお選びいただけますが、窓口(書面)申請の場合の納付方法は現金のみとなります。
 
3 「戸籍電子証明書提供用識別符号」の利用開始
 3月24日以降、戸籍謄本の提出を必要とするパスポート申請(例:新規申請・記載事項変更など)において、申請者の方から「戸籍電子証明書提供用識別符号」(以下、「符号」)を当館に提示いただくことにより、紙の戸籍謄本の提出が不要になります。「オンライン在留届(ORRネット)」からオンライン申請をされる場合は、あらかじめ取得した「符号」を申請画面で入力することにより、戸籍電子証明書をオンラインで提出できます。また、当館窓口での紙申請においても、「符号」を提示いただくことが可能です。
 
※「符号」は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3か月)です。マイナポータル上(無料)又は市区町村窓口(有料)で取得できます。「符号」の取得に関する詳細は市区町村のウェブサイト等でご確認ください。
※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、3月24日(月)に次のウェブページに公開される予定です。
https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html
 
4 書面申請の場合の領事出張サービスでの旅券発給・遠隔地居住者の即日発給サービスの終了
(1)これまで、当館から遠方にお住まいで、書面での申請を希望される方には、領事出張サービス実施日や当館への来館予定日までに、旅券発給申請書を事前郵送いただき、当日にご本人が受領のために来館される前提で、同日に旅券を交付していました。
(2)一方、旅券の集中作成開始に伴い、こうした対応が困難となるため、3月24日(月)以降、領事出張サービスや事前予約による当館来訪時の旅券の即日発給のサービスを終了いたします。
(3)遠方にお住まいの方におかれては、是非オンライン申請の利用をご検討ください。十分に時間をもってオンライン申請いただければ、領事出張サービス時に旅券を交付することが可能です。また、来館時の交付をご希望される場合でも、来館は交付時の1回のみとなります。オンライン申請の利用方法は、こちらからご確認ください。

 
5 システムメンテナンスによるオンライン申請の受付停止
 3月23日(日)午前11時~3月24日(月)午前0時(当地時間)の間、システムメンテナンスによりオンライン申請はご利用になれません。現行制度でのパスポート申請をご希望の方はお早めにお手続ください。