セウタへの大量移民流入(住民デモや移民と治安当局との衝突等の発生)

令和8年8月31日
●7月末に発生したスペイン領セウタ市への大量移民流入から約1か月が経過する中、現在も約5千人の不法移民が同市に留まっていると見られています。
●地元住民と移民の間では緊張が高まり、住民によるデモや食料配給妨害、移民キャンプの放火、移民による治安当局への襲撃が発生する等、同市治安は不安定な状態が続いています。
●最新情報の入手に努め、デモや人が多く集まる場所には近づかない等、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。また、9月2日の「セウタの日」に併せて現地のみならずスペイン各地で集会等の開催が予定されている旨報道がありますのでご注意ください。
 
1 7月30日~31日、約7万2千人がモロッコ国境を越えてスペイン領セウタ市に流入し、その多くが自主的に帰国しましたが、現在も約5千人が同市に留まっていると見られています。
 
2 スペイン政府は、国家警察を中心に治安維持に当たっていますが、住民と移民の双方で緊張が高まっています。
報道によれば、同市では、住民による反移民デモが続いており、8月26日、移民が野営する区域に向かおうとした住民デモ隊を国家警察が催涙ガスを使用して阻止する事案が発生した他、同27日には、住民が移民キャンプの一部を破壊し、焼き払う事案が発生しました。また、同27日、移民グループが軍のパトロール車両を取り囲み、投石によりフロントガラスを破壊して軍人4名を負傷させ、更に同29日にも、治安当局が移民グループから投石を受けて負傷する事件が発生する等、同市治安は不安定な状態が続いています。
 
3 ついては、報道等により最新情報の入手に努めるとともに、デモや人が多く集まる場所には近づかない、万一、デモ等に遭遇した場合には、すぐにその場から待避するなど、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。また9月2日の「セウタの日」に当たっては、すでに現地及びスペイン各地での集会等の開催が予定されている旨報道がありますのでご注意ください。