ガリシア州フェロル市への訪問及び鈴木公邸料理人の日本食セミナー

令和8年6月11日
1 フェロル訪問
 

 6月4日から5日にかけて、山内大使はガリシア州フェロル市に菊地防衛駐在官等を伴って訪問しました。この土地は、サンティアゴ巡礼路のルートの一つである「イギリスの道(Camino Inglés)」出発点であることで知られ、古くからスペイン海軍の重要な拠点として発展してきました。
 今回の訪問では、スペイン最古の海軍ドックに加え、政府が運営する防衛企業ナバンティア社で、最新の海軍艦艇F-110級フリゲートを見学したほか、工場長と日本との防衛産業協力について意見を交わしました。また、フェロル市長Manuel Rey Valera氏との間では防衛や文化交流について懇談しました。


2 公邸料理人の日本食セミナー
 
 

 今回の訪問の大きな目的の一つは、鈴木大輔公邸料理人によるスペイン海軍への日本食講座の提供です。海軍の町フェロルにはア・グラーニャ海軍基地専門学校( la Escuela de Especialidades de la Estación Naval de la Graña :通称ESENGRA<エセングラ>)という海軍兵に様々な技術を教育する学校があり、今回、調理専門要員養成課程の学生約25名に対し、日本人として初めて鈴木公邸料理人が講師として招待されました。
 講義では、ESENGRA側が用意した地元産スズキやサーモン、クロマグロを用い、寿司の中心とした調理を実践しました。学生は寿司作りを体験し、全員とても充実した表情を浮かべており、大成功に終わりました。終了後は、和やかな雰囲気のカクテルパーティが提供され、同行した同地域を統括するボリバル(Mr.Vicente Rubio Bolivar)海軍工廠司令官(海軍中将)とファラルド(Mr. José Manuel Faraldo Sordo)学校長(海軍大佐)からは、日本大使館が、日本食文化を実際に学ぶ機会を提供したことに対し、感謝が伝えられました。