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生活情報 - スペインの観光スポット

1.マドリード市概要

人口は約316万人、標高646m、北緯約40度(わが国の十和田湖辺り)イベリア半島のほぼ中心に位置し、地中海性気候で夏は暑く、冬は寒く、一日の寒暖の差が激しい ものの、湿度は少なく、夏でも日陰に入ればしのぎやすくなっています。

9世紀後半アラブ人王モハメッド1世がスペイン人による国土回復の動きに対抗して現在の王宮の位置に城塞を築いたことに起源を発し(当時アラビア語でマジェリと呼称)、その後、カスティーリャ王国のアルフォンソ6世が1083年 にアラブより当市を奪回、1561年にハプスブルグ朝フェリーペ2世がマドリードに都を定めて以来、スペインの首都として今日に至っています。



2.市内の名所

(1)プラド美術館(Museo del Prado)

ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコをはじめ、西洋美術の粋を集めた美術館。展示作品約2,000点、所蔵作品約7,000点に及び、全て王室や修道院の収集品で、いわゆる略奪品は一点もないと言われています。建物は1818年に完成。翌年美術館として開館しました。プエルタ・デル・ソルの東約1km、プラド大通り(Paseo del Prado)に平行に庭をはさみ、少し奥まったところにあります。月曜日休館。



(2)ソフィア王妃美術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia)

20世紀美術を集めたこの美術館には、ピカソ、ダリ、ミロ、タピエス等、現代美術の巨匠達の作品が展示されており、中でもピカソの大作「ゲルニカ」はこの美術館のメインとも言える作品です。火曜日休館。

(3)ティッセン・ボルミネッサ美術館(Museo Thyssen Bornemisza)

個人としては世界第2位の作品数を誇るティッセン男爵のコレクションをスペイン政府が買い上げ、1992年にオープンした美術館です。16世紀のイタリア、ドイツ絵画からピカソ、ダリまで西洋美術の流れを概観することが出来ます。月曜日休館。

(4)国立考古学博物館 (Museo Arqueologico Nacional)

国内各地の考古学上価値のある発掘物が展示されています。また、「アルタミラ洞窟」のレプリカを見ることができます。月曜日休館。

(5)王宮(Palacio Real)

1764年、ブルボン王朝の中でも賢王とされているカルロス3世によって完成されました。外観はネオ・クラッシック様式、内装は豪華なフランス風の宮殿。現在は、国賓のための晩餐会、大使の信任状奉呈式 など国の公式行事に使われており、公式行事のない時には、約2,700ある部屋のうち約50室が公開されています。隣には、フェリペ皇太子・レテシシア同妃両殿下が2004年に結婚式を挙げたアルムデナ大聖堂があります。

(6)ソル広場(Puerta del Sol)

東京の日本橋同様ゼロKm地点にあたる場所で、スペイン各都市への距離はこの地点を起点として表示されています。マドリードの紋章になっている熊の像や時計台があり、人々の待ち合わせの場所として親しまれています。周辺にはたくさんのバルやショップ等があり、常にたくさんの人で賑わっています。

(7)マヨール広場(Plaza Mayor)

ソル広場から徒歩数分の場所に位置しています。フェリペ3世が1619年に完成させた広場で、中央には彼の騎馬像が立っています。四方をバルやレストランの入った建物で囲まれ、夏にはテラスが出され市民や観光客の憩いの場となっています。

(8)シベレス広場(Plaza de Cibeles)

現在のマドリードを東西南北に走る幹線道路が集まり、旧市街と新市街の接点に造られた豊饒の女神シベレスをかたどった噴水です。この広場は中央郵便局、スペイン銀行、旧陸軍省によって囲まれており、レアル・マドリードのファンがチーム勝利の際に集まる場所としても有名です。


(9)スペイン広場(Plaza de Espana)

プエルタ・デル・ソルの北西約1kmにあります。この広場は中世スペイン文学の巨匠セルバンテスの銅像が、その傑作の主人公であるドン・キホーテとサンチョ・パンサを前に従えて座っていることで有名です。

これらの銅像は1927年につくられ、またこの広場は建設当時、欧州一の高さを誇った117m(26階)の Edificio de Espana、高さ124mの Torre de Madridの高層ビルによって囲まれています。騎上のドン・キホーテの銅像と高層建築のコントラストは、観光絵葉書の格好のテーマとされています。



(10)のみの市「ラストロ(Rastro)」

マヨール広場からトレド通りを南に約400m行き、三叉路を左に行けば Plaza de Cascorroに出ます。この広場から南にのびる Ribera de Curtidores通りを中心とした一帯がラストロです。平日でも常設店がありますが、日曜の午前中には露店が多く出てにぎわっています。スリ、ひったくりが特に多い場所なので、できれば手ぶらで行くことをお勧めします。



(11)レティーロ公園 (Parque del Retiro)

マドリード市民の憩いの場所です。特に商店の閉まる日曜日にはジョギングをしたり、家族や友人で散歩を楽しむ人たちで賑わっています。敷地内にある池には、貸しボートもあります。ただし、人通りの少ない場所では強盗等の被害もあるため、注意が必要です。


3.地方各地の名所
(1)トレド(Toledo)

トレドはマドリード市から約70km南方に位置し、人口約6万人。ポルトガルへ流れ込むイベリア半島最大の長流タホ川(Rio Tajo)に囲まれた岩山の上に築かれており、天然の要塞を為しています。

トレドの名は古くは、ローマ時代に既に自治都市として歴史に現れています。4世紀から5世紀初めにかけていわゆる「民族大移動」の影響でイベリア半島に西ゴート族が流れ込み、西ゴート王国を建設、トレドを首都に選定しました。同王国は711年アフリカからの回教徒の侵入によって崩壊しましたが、トレドは回教徒の一士候国の中心都市として引き続き宗教・文化等の中心として栄えました。

その後、キリスト教徒の勢力回復に伴い、11世紀初め、約300年に亘る回教徒支配から奪回されました。このとき以来、トレドはカスティーリャ王国、その後スペイン王国の首都として1561年フェリーペ2世によってマドリードに遷都されるまで、その繁栄を続けました。この様にトレドは、長いスペインの歴史の中でその統治者を変えながらも常に政治、宗教、学問等の中心として栄えてきました。現在、街全体が国宝に指定され、また、1986年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録され、新しい建築物の建て増しが許されないため 、今でもその建物、通りの片隅にまでスペインの歴史をしのぶことができます。

トレドは中世より刀剣の産地として名声を博し、他にも象眼細工(ダマスキナード)の装飾品やタラベラ焼などがあります。食べ物では、鶉を丸ごとワインで煮込んだトレド風鶉“Perdiz a la Toledana”やマサパン(アーモンドと砂糖を練って作ったお菓子)も有名です。



(2)セゴビア(Segovia)

マドリード北西約88km、人口約5万人。旧カスティーリャ地方の最も典型的な古い町としてセゴビアがあります。マドリードから北西へコルーニャ街道を進み、グアダラマ・トンネルを越えた海抜約1000mの所にあります。セゴビアは国土回復運動の主力カスティーリャ王国の支配下にはいってから中世末期にかけて主要都市となり、15世紀のトラスタマラ王家は長期間にわたり同地に宮殿をおきました。1985年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。



(イ)アルカサル(Alcazar)

15世紀トラスタマラ王家により建造され、2つの川にはさまれ土地の利を得て難攻不落を誇っていました。1474年、カトリック女王として知られるイサベルがこのアルカサルを出て、カスティーリャ王国の女王として即位することを宣言し、以降スペイン再征服(レコンキスタ)に向けて活躍することになりました。1862年には城の大部分が焼け落ち ましたが、現在では再建され、各部屋には古い家具や甲冑、当時の武器等が展示されています。またこの城は、ディズニーの白雪姫のお城のモデルともなっています。



(ロ)ローマ時代の水道橋(Acueducto Romano)

この水道橋は17km離れた山で湧く水を引くためのもので、各石の間にはいかなる接合材も使われておらず、花崗岩のブロックを積みあげただけのものです。1884年までは実際にセゴビアの町に水を配給するのに使われていました。全長728m、119のアーチからなり、バランスのとれた美しい建造物で、建造は約1800年前といわれています。近年、老朽化と橋の下を通るバスや車の振動のためにブロックの一部が崩れ、現在は通行禁止となっています。



(ハ)大聖堂(Catedral)

ゴシック様式の大聖堂の中ではスペイン国内で一番新しいものです。昔、同じ場所にあった大聖堂は戦争で焼け落ちましたが、その時に破壊から免れた聖歌隊席は現在の建物の中に移されています。



(3)アビラ(Avila)

グレドス山脈が見えるスペインで最も高い標高1130メートル位置する都市です。静かな町並みを古い城壁が囲み、夜のライトアップされた城壁には趣があります。1985年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。



(4)ラ・グランハ(La Granja)

フランスのルイ14世の孫のフェリペ5世が、幼年時代を過ごしたベルサイユ宮殿を懐かしみ1720年代に建造されたラ・グランハ宮殿があります。特に、広大な広い庭園には、川が流れ、噴水が至るところにあって、季節によって色とりどりの花が植えられて散歩コースには最適な所です。



(5)エル・エスコリアル(El Escorial)

マドリード西方49km、グアダラマ山麓の標高約1000mの風光明媚な所にあるエル・エスコリアル修道院(El Monasterio de San Lorenzo del Escorial)で知られる村です。

同修道院は、フェリペ2世によって1563年着工、1584年完成されました。約45,000平方メートルのほぼ正方形の建物で、中に礼拝堂を中心に王宮、霊廟、修道院、図書館、学校、美術館等が配されており、1984年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

近くにある Valle de los Caidos(スペイン内戦戦没者の霊廟、エスコリアルから14km)とあわせて、マドリードから手頃な半日コースです。

なお内戦戦没者霊廟は、フランコ総統がスペインの内戦で戦死した人達の霊を慰めるため、グアダラマ山中に高さ約150mの巨大な十字架を中心にその下の岩山に巨大な洞窟を掘り、その中に大礼拝堂を建設したものです。工事は1940年に始まり、1958年になってようやく現在の姿に完成しました。

また、同礼拝堂には建設者であるフランコ総統の遺体が埋葬されています。


(6)ブルゴス(Burgos)

中世スペインの城下町で、建築に300年を要したスペイン三大カテドラルの1つがあり、1984年にユネスコの世界遺産にも登録されています。



(7)アランフエス(Aranjuez)

マドリードから南方47km、車で45分程度のタホ川河畔に位置する人口約4万人の街で、15世紀頃から王室の保養地として使用された所で、庭園に囲まれた美しい王宮が有名です。2001年にユネスコの世界遺産に登録されました。



王宮(Palacio Real)

16世紀のサンティアゴ騎士団の館として使われていた建物を起源とし、途中2度の火災に見舞われながら18世紀のカルロス3世の時代に完成しました。王宮内には60室の部屋があ りますが、その多くは工事中であり現在見学出来るのは6室のみ。主な見所には陶器の間(Salon de Porcelana)、喫煙の間とも呼ばれるアラブの間(Salon Arabe)があります。月曜日休館。



(8)チンチョン

マドリードから南東54キロにあり、最もスペイン的な村と言われています。町の中心部にあるマヨール広場は、2,3階建ての木造家屋に囲まれ、年に数回、仮設闘牛場として利用されることもあります。



(9)クエンカ

フカール川とウエカル川に挟まれた断崖絶壁に石造りの家並みが立ち並ぶ自然の壮大な景観には一見の価値があります。絶壁にそそり立つ「宙づりの家」は有名です。また、1996年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。



(10)シウダ・エンカンターダ(Ciudad Encantada)

クエンカの北36キロにある石灰質の土地で、長い年月を経て風化により様々な奇岩を見ることができる所です。見学コースがあり所要時間は約1時間です。



(11)グラナダ

スペイン南部アンダルシア地方の東部の行政・文化の中心地で、同名県の県都。人口約24万6千万人。ベガと呼ばれる肥沃な平野の中央にあり、標高は685m。南にはイベリア半島最高峰のムラセン山(3481m)を持つシエラネバダ山脈が広がっています。主な産業はアルハンブラ宮殿等の歴史遺産を活かした観光業及び農業。1531年創立のグラナダ大学(学生数約6万人)を擁する学生都市でもあります。



アルハンブラ宮殿(La Alhambra)

12世紀~14世紀に建築されたイスラムの宮殿と、国土回復を果たした後、ここを引き継いだカトリック王が建てた宮殿、庭園があります。グラナダの土地、豊富な緑と水に見事に調和した壮麗かつ繊細な建物は、一度訪れるといつまでも心を離れない魅力があります。1984年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

アルハンブラは、アルカサバ、ナスル朝宮殿、庭園のヘネラリフェ、カルロス5世宮殿の4つの部分からなっています。



(12)コルドバ(Cordoba)

約1000年前には、人口が100万を数え、300余りのイスラム寺院があり、医学、天文学、哲学、文学等の学問の中心地として栄えたところで、1984年には旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。

今では、人口約31万人で、メッカのモスクに次ぐ規模を持つメスキータ(モスク)や庭園の綺麗なアルカサル、旧ユダヤ人街が有名で、6-7月頃には近郊において壮大なヒマワリ畑が見ることができます。





(13)サラゴサ(Zaragoza)

アラゴン州の首都。ローマ、アラブ時代に重要な役割を果たした所で、大自然の動植物が鑑賞できるオルデサ国立公園やスペインの守護聖母が祀られているピラール聖母教会が有名です。



(14)パンプローナ(Pamplona)

スペイン北部ピレネー山麓、ナバラ自治州ナバラ県の県都。農産物の集散地で、商業、ワイン醸造、製糖業などが発達。ローマの武将ポンペイウスが前1世紀に建設し、その名は「ポンペイヨポリス(ポンペイウスの町)」に由来しています。

パンプローナは、ヘミングウェイの「日はまた昇る」の舞台として世界的に有名になりました。そこに描かれている「サン・フェルミン祭(パンプローナの守護聖人の祭り)」(7月7日~15日)では、その皮切りとして、有名な「エンシエロ」と呼ばれる勇猛果敢な牛追いレースが行われ、その後祭りの間中、人々は飲み歌い踊り、熱狂的に盛り上がります。



(15)コスタ・デル・ソル(Costa del Sol)

ネ ル ハ  



フ リ ヒ リ ア ー ナ

地中海に面するコスタ・デル・ソル地方は、リゾート地として有名な他、白い家の村が散在しています。全ての家が白い壁とレンガ造りの屋根。今回は、白い家の村として有名なミハス、ネルハ、フリヒリアーナの村の写真を掲載しました。

ミ ハ ス



(16)コンスエグラ

マドリードより南方約110キロにあるサフランの産地として有名なコンスエグラがあります。小さな村の丘の頂の風車と青い空のコントラストは一見の価値があります。



(17)セビーリャ

アンダルシア州の州都で、フラメンコと闘牛が有名な都市です。バチカンのサン・ピエロ教会、ロンドンのセント・ポール教会に次ぐ規模を誇るカテドラルやヒラルダ(風見)があるイスラム建築のヒラルダの塔があります。また、毎年4月にはスペインの3大祭りの一つの「春祭り」が行われ、馬に乗ったフラメンコの衣装を着た男女や馬車で街中が賑わいます。



(18)マラガ

アンダルシア州マラガ県の県都。地中海に面した温暖な気候で、リゾート地であるコスタ・デル・ソルの中心地として人気の高い観光地となっています。アンダルシア州で一番大きな空港があり、英国、オランダ、ドイツ等のヨーロッパ各地からの航空便があります。また、ピカソが生まれ幼少期を過ごした街としても有名です。



(19)ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ

ヘレスはシェリー酒のことで、名のごとくシェリー酒の町。市内には多くのシェリー酒工場があり見学することができます。また、馬の産地としても有名で、王位馬術学校では週に2回、馬術ショーを見ることができます。



(20)グアディクス

グラナダから約60kmに位置する町で、カテドラルの右奥には山岳部を堀って中に家屋が入り込んでいる住居の集落があり、山岳部の岩のあちらこちらから白い換気筒が突き出ている珍しい光景を目にすることができます。



(21)ジブラルタル

イベリア半島の最南端のジブラルタル海峡に面する岩山に位置する街です。英国領ですが、スペインは、その領有を主張しています。人口は3万人、面積は6k㎡で、標高426mの「ターリク山」には山頂まで登るロープウェイがあり、猿が生息しています。また、スペインでは車は右側通行ですが、ジブラルタル内は英国式の左側通行となります。



(22)パトネス・デ・アリーバ

マドリードより北東約100kmの山の中腹にある石畳と石造りの家屋の集落で、趣のある小さな村です。週末になるとハイキングや食事を楽しむ家族連れで賑わっています。



(23)ラスパルマス・デ・グラン・カナリア

カナリア諸島は、スペイン本土より約1100Km、アフリカ大陸より約115kmのアフリカ西岸のサハラ沖に位置する7つの島からなります。避暑地・避寒地として年間約1000万人の観光客が訪れます。カナリア諸島最大のグラン・カナリア島にあるラスパルマス・デ・グラン・カナリア市は、年間約200隻の日本のマグロ漁船が入港するマグロ漁船の寄港地として、また船舶の補給や修理地として重要な拠点となっています。



(24)カンポ・デ・クリプターナ

平坦な丘に風車が9基立ち並ぶ小さな村。広大な大地ラ・マンチャと白い風車そして真っ青な空がよく似合います。ドンキホーテが風車を巨人と思いこみ突進した舞台としても有名な所です。



(25)ドニャーナ国立公園

アンダルシア州ウェルバ県に広がり、海岸、湿地帯、砂地、松林からなる507.2k㎡の広大な国立公園には、海岸、シカ、ヤマネコ、イノシシ、ワシ、フラミンゴ等の野生動物が生息しておりヨーロッパにおける屈指の自然地帯です。ジープ型バスで国立公園内を4時間かけて回るツアーがあります。


(26)コリア・デル・リオ

セビーリャ近郊。17世紀初頭、伊達政宗の命を受けた支倉常長が率いる遣欧使節団が滞在したと言われています。数百名のハポン(日本)姓を名乗る人が住んでおり、使節団のうち帰国せず現地に永住した人の子孫と言われています。グアダルキビール川添いのカルロス・メサ公園内に宮城県から寄贈された支倉常長の銅像が建てられています。



(27)サラマンカ

カスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県の県都で、スペイン最古のサラマンカ大学がある学生の街です。ロマネスク様式の旧カテドラルとゴシック様式の新カテドラルが接して建てられており、サン・エステバン修道院やマヨール広場を含む旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されています。



(28)カセレス(Caceres)

世界遺産に指定されているカセレスでは、城壁内に囲まれ石畳で中世のレンガ造りの落ち着いた町並みを見ることができます。また、カセレス博物館の地下には11世紀時代のアラブ式の貯水槽があります。



(29)グアダルーペ(Guadalupe)

聖母マリア崇拝の中心地として栄えたグアダルーペ修道院と共に発展した都市で、同修道院では、聖母像が間近に見ることができる他、エル・グレコやゴヤ等の絵画がある展示室があります。



(30)メリダ(Merida)

小ローマと呼ばれる都市で世界遺産に登録されています。紀元前25年にローマ帝国の属州ルシタニアの首都として建設され、ローマ時代の円形劇場、野外劇場、全長792mのローマ橋、ローマ水道橋等があります。



(31)トゥルヒージョ(Trujillo)

トゥルヒージョ出身でペルーを征服したフランススコ・ピサロの銅像がマヨール広場の中心に建立されています。石畳の細い道の両側にはレンガ造りの邸宅が立ち並び小高い丘の頂上には城がそびえ立っています。



(32)サフラ(Zafra)

メキシコの征服者エルナン・コルテスが滞在したことで有名な城(アルカサバ)があります。静かで落ち着きのあるこじんまりとした町です。



(33)エル・トボソ(El Toboso)

ドン・キホーテのゆかりの地で、恋人のドゥルネシア姫の家や日本を含め海外で出版された「ドン・キホーテ」の初版本が飾られているドン・キホーテ図書館があります。



(34)アルバラシン(Albarracin)

城壁を遠くに眺め、山間部の中腹にレンガ色の家並みが立ち並ぶ村。崖に立ち並ぶ家々は調和がとれ静かで落ち着いた雰囲気があります。



(35)アルカラ・デ・エナーレス(Alcala de Henares)

マドリード郊外の学生の街で世界遺産に指定されています。「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・デ・セルバンテスの出生地で同人の生家やスペイン最古の大学であるアルカラ大学があります。



(36)モナステリオ・デ・ピエドラ(Monasterio de Piedra)

マドリード北東約150kmに位置する自然国立公園です。様々な滝や川が流れる水の豊富な国立公園で毎日数千人が訪れています。



(37)レオン(Leon)

旧レオン王国の首都で、旧市街には、ステンドグラスが有名なカテドラルやガウディがつくったスペイン信用金庫の建物があります。



(38)アストルガ(Astorga)

レオン近郊の小さな町でガウディのつくったお城のような司教館があります。



4.スペインのエンターテイメント

(1)フラメンコ(Flamenco)

南部のアンダルシア地方を発祥の地とするフラメンコ舞踊は、ギターの音に合わせて唄う素朴なジプシーの民謡と動きの激しい踊りを特徴とし、スペインを訪れる観光客には必見です。マドリードは本場ではありませんが、首都だけに質のよいダンサーが集まっています。開演が夜の10時過ぎである所が多いため、仮眠をしておくか翌日のスケジュールがあまり早く始まらない日を選ぶ、また、治安が良くない場所にあることが多いため、行き帰りにはタクシーを利用することをお勧めします。



(2)闘牛(Corrida de Toros)

闘牛は依然スペインの国技として根強い人気を保持しています。抜けるような青空の下、強烈な日光を照り返す砂の上に展開される猛牛と人との闘争は、やはり「スペインの華」と呼ばれるにふさわしい行事でありスペクタクルです。観客席の値段は、列や日向/日陰によって分けられています。

マドリードでは5月中旬のサン・イシドロ祭の期間が闘牛のベストシーズンで、有名な闘牛士が出場し殆ど毎日行われています。その他のシーズン(3月中旬~10月上旬)は毎週日曜日に開催しています。



(3)サッカー

スペインにおける国民的スポーツであり、1部リーグは20チームで、マドリードからはレアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、ヘタフェの3チームが現在1部リーグに所属しています。とりわけレアル・マドリードは世界的にも人気が高く、その 本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムには多数の観光客が訪れます。

他方、他の観光地同様、近年、日本人観光客を狙った犯罪も多く、特にチケット売場周辺や駅近郊では首絞め強盗も報告されています。この周辺を歩く際には常に団体で行動する、パスポートのオリジナルは持ち歩かない等の注意が必要です。 


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